ここから終盤。
#11 Bad Boyz' Delight
一見ネタ曲に見えて、ガチ。
トラックはDJ DAI(a.k.a ニット帽P)氏です。
2007年くらい、かなり昔に個人的に聴かせて頂いたトラックだったのですが
いつか使いたい!と思ってたものです。5年越しの成就。有難うございました。
「司芭扶、妖狐、アリレムはどこに居たんだ?」という
的確な突っ込みを頂きましたが、この曲のイントロです。
AO&雨天宅で、みんなで一緒に録音しました!
(その時雨天は丁度、仕事で出てました…すれ違いで泣けた)
全員の「撃て!殺せ!」から始まって
司芭扶の「ヒャッハー!汚物は消毒だー!」と
妖狐の「痛みを返すぜ…灼熱に変えて」と
アリレムの「俺、この戦いが終わったら(以下略」
他にもネタたくさん!皆はどこまで聴き取れたかな?
俺は「ギギギ…ピカじゃ ピカの毒じゃ」とか言ってます(まさかの不謹慎)
もちろん戦争を賛美したり戦死者を侮辱するような意図の曲では決してありません。
単に中学生って「戦争」とか「殺す」とか好きだよね!というテーマの曲です。
童心に返った気分で、ひたすら叫んではしゃいでみました。楽しかった。
この曲もハムのぶっ飛び具合がやばいよね。雨天もかなり独特に外してきてる。
その中で俺は「ベルだけ普通だな」というコメントをもらったりして
くやしいのうwwwうちゃくやしいよラララwwww
すっぱい梅干しが食べたいのうwwwwwww
でも、どっか他の場所のコメントで
「他の二人がキメるからこそ、ハムも安心して壊れられるんだな」
みたいな指摘があって、それはなるほど、そうだったら良いな、と思った。
三人組なのに一人だけぶっ飛んでて、それで浮いちゃったりしたら悲しいもんな。
三人で一緒にバカやって、そん中でひときわイカれてるのがハム。次に雨。
比較的冷静なのが俺。っていうくらいが丁度いいんじゃないかと思う。
これで俺と雨天まで一緒にアナル連呼してたら、曲として成り立ってないかも。
いや、それはそれで面白かったのかもしれないけど。
#12 Fire Anthem
しんみり系。こんなにゆったりした曲調なのは、この一曲だけ。
そういう意味では、本当にやかましいアルバムだなぁw
元トラックはhiroユキ。天才的ギタープレイヤー。
以前の俺のソロアルバムでも、2曲お世話になりました。
彼にはもともとワウ噛ましたファンキーでPOPなエレキギターとか、
ディストーションばりばりのパワーコード鳴らすロック、ってイメージがあったけど
こんなに綺麗なアルペジオまでいけるとは… イントロから既にヤバすぎる。
これはhiroユキがとある曲のREMIX用に弾いたギターなんだけど、
それに惚れこんだ俺が無理言って再使用させてもらいました。
そんでそれをAOに渡すと、AOも気に入ってくれて、
AOがドラムパタンを組み直してSEなどを足して、そうして出来あがったinstです。
PAN左の方のノイズハットは、ひょっとしてチリチリ焼ける焚き火をイメージしたんだろうか?
AOバースの抜きと、クラップの入り方とかもすごくキャンプファイアみたいな雰囲気が出てていいなぁ。
モチーフは火。火を囲んで、みんなでワイワイやってるイメージ。
テーマは、色々あって、ひとことじゃ言えないんですが
雨天がまずverse1で、二度と戻れない少年時代 を描いたので
続く俺のverse2は、そこには戻れない大人になっちまった俺 みたいな。
そしてAOがもう一度俯瞰的に情景を描いて、まとめて、シメる。
それと同時に、この曲には
「うpされたこの動画、この曲は変わらないから、いつでも聴きに戻って来いよ。」
っていうメッセージがあって、それは曲の随所に出てますね。
アルバムも終盤だけど、聴きたくなったらいつでも最初からリピってくれ!っていう。
前曲(ばっぼい)とのギャップに関する突っ込みが、めちゃめちゃたくさんあってわろたw
でも、どっちも「RBB」なんです。縛られず、色んなジャンルで自分を試していきたいですね!
#13 ハイパーノヴァ
BlueBellの曲。語ると長くなりそう。でも語る。
まずshiroさんのトラック!AOに聴かせてもらった時からビンビンきてました!
こういうストレートなPOP&ROCKな感じの曲が、後半に欲しいな、って思ってた矢先のこと。
まさにこれ!って思いました。ドラムのサンプリングは気付きましたか?ヒントは百合!
これかBadBoyzのどちらかをBlueBellの曲にしよう、っていう話だったんだけど
雨天的にはBadBoyzの方が好みだったようなので、こっちがBlueBellになりました。
確かにあっちがRBBで正解だったかも。んで、こっちもBBで正解だったかも。
あまり先入観は持ってほしくないので、ちょっとだけ話すと
俺がイメージしたのは小惑星探査機「はやぶさ」です。
>ここは「惑星」より「恒星」の方がいいと思います
っていうコメントをもらえて、凄くうれしかった。喰らった。
そんな細かいとこまで考えてもらえたんだなぁって。感謝です。
確かにタイトルのハイパーノヴァ(極超新星爆発)というのは
巨大な恒星がその一生の終わりの、死に際に重力崩壊して起こす
でっかい爆発のことです。ですがここでの「滲む惑星の欠片」は、実は
はやぶさが最後に撮った、あの地球の写真のことを言ってます。
だから「惑星」なんです。ごめんね。でもありがとう。
もちろん曲のテーマは、そういう宇宙的なものだけではなくて
自分が「消える」ときのことも、歌詞に込められてます。
いつか我々は消えます。
いや、まあ、厳密には分からない。
俺が60のじーさんになっても、まだ曲作ってるのかも知れないけど。
でも、それにもいつか必ず、終わりがあります。
だからそう、例えば今聴いてくれてる方々が60のじーさんばーさんになったときに
俺らが既に地球から消えて星になってる可能性だって十二分にあるんだろうけど
それでも、記憶の片隅にでも残ってくれてたら嬉しいなって思って。
「あー、RainyBlueBell?そんなの居たなぁ。昔聴いた気がする」
「ネットラップとかあったよね当時w あいつら今なにしてんのかなw」 みたいな。
なんか寂しい話になってしまいましたが
次(5)で最後です!